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定価 本体 2400円(税別)
四六判 フランス装 ・328ページ
2011年 10月 刊
ISBNコード:978-4-8269-9050-9
分類コード:C0022
Coffee: A Dark History by Antony Wild

コーヒーの真実 世界中を虜にした嗜好品の歴史と現在

アントニー・ワイルド 著 三角和代 訳

★2007年の刊行以来、各紙誌で絶賛されて大好評を博した『コーヒーの真実』が、装いも新たに再登場です。装丁は手になじみやすく読みやすいフランス装になり、価格もお求めやすくなりました。

 

現在、コーヒー産業で生活を支える人の数は世界で1億2500万人にのぼると言われます。エチオピア原産とされるこの小さな豆が、民主主義や秘密結社を生み出し、植民地帝国主義の原動力となり、大航海時代から、グローバリゼーションの現代にいたるまで、世界の歴史を動かしてきました。 また、コーヒーの歴史は世界的な覇権争いの歴史でもあります。 今、この世界で何が起きているのか、あなたが飲む一杯のコーヒーの背後に見え隠れする人類の過去・現在・未来を読む一冊です。

 

★各紙書評より
「該博な知識でコーヒー飲用の起源から地球規模に広がった生産と流通、経済と政治のからみなど、世界の近・現代史のなかのコーヒーを振り返る。……コーヒーをおいしく飲む方法として、客の目の前で生豆を炒り、挽き、淹れるエチオピアやイエメンの儀式を記すくだりは、茶道ならぬ“コーヒー道”をうながすような楽しさだ。」(日本経済新聞 2007年5月27日)

 

「コーヒー買い付けに長年携わってきた著者の力作だ。……人間の歴史のなかで、コーヒーは、毒と魅力に溢れた永遠の魔性の女である。」(朝日新聞 2007年6月3日)

 

「コーヒー通の英ジャーナリストが描くのは、もちろん『暗黒の歴史』だけではない。医薬品、そして飲料としてのコーヒーの誕生から現代に至るまでの政治経済史、文化史。ランボーやゲーテのコーヒーにまつわるエピソードの数々も、大いに楽しませてくれる。」(毎日新聞 2007年6月3日)

 

「コーヒー市場の不公平さを矯正する試みは、『コーヒーショップから始めるべき』、つまり消費者一人一人が栽培農家の苦しみを想像するところから始めるべきだ、という提言が心を打つ。コーヒーの苦みのような深い味わいのある本だ。」(信濃毎日新聞 2007年7月8日)

目次

はじめに
プロローグ

1章 わたしたちとコーヒー
2章 コーヒー文化の起源
3章 中国の茶、トルコのコーヒー、そしてウィーンのカフェ
4章 種子をめぐる攻防戦
5章 近代社会はコーヒー・ハウスから
6章 モカの凋落
7章 奴隷制とコーヒー植民地
8章 ナポレオンの大陸封鎖と代用コーヒー
9章 コーヒーの要衝セントヘレナ
10章 ブラジルはいかにしてコーヒー王国になったか
11章 大博覧会の水晶宮で
12章 コーヒー商人アルチュール・ランボー
13章 コーヒーの現在
14章 コーヒー、科学、マーケティング
15章 陰謀と策略——アメリカ合衆国の黒い影
16章 フェアトレード
17章 エスプレッソ——コーヒー界のエスペラント
18章 ベトナム、そして闇の奥

結び
補遺——クシでの発見
訳者あとがき

書評情報

日本経済新聞 2007年5月27日

朝日新聞 2007年6月3日

毎日新聞 2007年6月3日

信濃毎日新聞 2007年7月8日

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