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新刊

定価 3080円(本体 2800円+税10%)
四六判 上製 ・392ページ
2022年 2月 刊
ISBNコード:978-4-8269-0236-6
分類コード:C0030
RULE MAKERS, RULE BREAKERS by Michele Gelfand

ルーズな文化とタイトな文化 なぜ〈彼ら〉と〈私たち〉はこれほど違うのか

ミシェル・ゲルファンド 著 田沢恭子 訳

たった一つの尺度で社会は読み解ける!

 

静まりかえった東京の通勤電車と、騒々しいNYの電車――その違いの根底には〈タイト/ルーズ〉という文化の違いが潜んでいる。歴史や地理条件に応じて、世界にはルールに厳しい〈タイトな文化〉とそうでない〈ルーズな文化〉が存在し、それが国々の差異を生み出しているのだ。

 

〈タイト/ルーズ〉のロジックを使えば、社会階級の格差、企業合併の失敗、組織内の対立、さらには国際紛争やテロなど、現代の多様な問題も読み解ける。長年にわたる国際調査に基づき、さまざまな社会集団の分断と差異を解読する画期的な研究。

 

◆推薦の辞◆

「革新的な分析」

――スティーブン・ピンカー(ハーバード大学教授・『21世紀の啓蒙』著者)

 

「考え方を根本から変える革新的な書」

――キャロル・ドゥエック(スタンフォード大学教授・『マインドセット』著者)

 

「知的で挑発的で、実におもしろい」

――ポール・ブルーム(イェール大学教授・『反共感論』著者)

 

「国家や職場、家族の見方が一変する」

――アダム・グラント(ペンシルベニア大学教授・『ORIGINALS』著者)

 

「画期的でタイムリーな本」

――ダニエル・ピンク(『モチベーション3.0』『WHEN』著者)

目次

はじめに

 

第1部 基礎編──社会の根源的な力

 

1 カオスへの処方箋

2 「過去」対「現在」──変わるもの、変わらないもの

3 タイトとルーズの陰と陽

 

第2部 分析編──タイトとルーズはどこにでもある

 

5 タイトな州とルーズな州

6 「労働者階級」対「上層階級」──文化にひそむ分断

7 タイトな組織とルーズな組織──思いのほか重大な問題

8 セルフチェック──あなたはタイト? それともルーズ?

 

第3部 応用編──変動する世界におけるタイトとルーズ

 

9 ゴルディロックスは正しい

10 文化の反撃と世界の秩序/無秩序

11 社会規範の力を利用する

著者紹介

ミシェル・ゲルファンド

スタンフォード大学経営大学院組織行動学教授、スタンフォード大学心理学客員教授、メリーランド大学カレッジパーク校心理学特別教授。専門は比較文化心理学、組織心理学。

文化や社会規範に関する画期的な研究は高い評価を受け、数々の賞を受賞。『ワシントンポスト』『ニューヨークタイムズ』などのメディアにも何度も取り上げられている。

翻訳者紹介

田沢恭子

翻訳家。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了。

訳書に『物語創世』『アルゴリズム思考術』『忙しすぎる人のための宇宙講座』(以上、早川書房)、『バッテリーウォーズ』(日経BP 社)、『幸せに気づく世界のことば』(フィルムアート社)、『世界の不思議な音』『戦争がつくった現代の食卓』『コンピューターは人のように話せるか?』(白揚社)ほか多数。

書評情報

日本経済新聞 2022年4月9日 評者 茂木健一郎さん(脳科学者)

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