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定価 本体 2600円(税別)
四六判 上製 ・336ページ
2010年 7月 刊
ISBNコード:978-4-8269-0158-1
分類コード:C0045
Proust was a neuroscientist by Jonah Lehrer

プルーストの記憶、セザンヌの眼 脳科学を先取りした芸術家たち

ジョナ・レーラー 著 鈴木晶 訳

プルースト、セザンヌ、ストラヴィンスキー、ヴァージニア・ウルフ、ガートルード・スタイン……
本書に登場する8人の芸術家は、科学だけが真理に至る道ではないことを教えてくれます。文学や絵画、音楽、料理における彼らの試みは、記憶や視覚、聴覚、味覚などの現代科学の発見を先取りしていたのです。プルーストが『失われた時を求めて』で探った記憶の方法は、現代の神経科学の成果を予見していました。神経科学の発達につれて、セザンヌの絵が視覚の仕組みを正確に表現していることがわかってきました。著者は芸術と科学の間を自在に横断しながら、最新の科学の知見も紹介しつつ、脳の不思議に迫る芸術家の姿を生き生きと描き出していきます。 脳科学というまったく新しい視点から芸術を読み解き、科学と芸術という二つの文化の橋渡しをする明晰で刺激的な論考。

目次

第1章 ウォルト・ホイットマン—感情の本質
第2章 ジョージ・エリオット—自由の生物学
第3章 オーギュスト・エスコフィエ—味の本質
第4章 マルセル・プルースト—記憶の方法
第5章 ポール・セザンヌ—視覚のプロセス
第6章 イーゴリ・ストラヴィンスキー—音楽の源泉
第7章 ガートルード・スタイン—言語の構造
第8章 ヴァージニア・ウルフ—立ち現れる自己

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