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定価 2350円(本体 2136円+税10%)
四六判 上製 ・320ページ
1991年 12月 5日 刊
ISBNコード:978-4-8269-7095-2
分類コード:C0037
在庫状況:在庫僅少

青年期の心に迫る 保健室からの実践レポート

増野肇/森昭三/尾澤彰宣 監修

千葉県柏市周辺の公立私立高校10校を舞台に,高校生たちが悩み不安や苦しみと戦う姿を養護教諭がレポート。今日の高校生をとりまく状況を浮き彫りにしつつ,個々の例に即して,精神医学・健康教育学の観点から生徒との関わりの指針を提示する。

目次

まえがき

序章 養護教諭への期待と提言
   メンタルヘルスと養護教諭
   治療的環境としての学校を考える

第1章 支え合う場としての学校
   緊張するとおなかが痛くなるまゆみ
   いじめから場面緘黙症に陥った茂
   視線恐怖で教室に入れないたかし
   バレエ留学と学業の選択に悩むさやか
   コメント 保健室と友だちの存在を支えに危機を乗りきる

第2章 危機の中で家庭が果たす役割り
   みんなが自分の噂をしていると言う和夫
   部活の先生と衝突した祥子
   受験期の不安に耐えられなかったルリ子
   自律神経失調症に苦しむユリ
   コメント 家族が一緒になって考える

第3章 さまざまな高校生活
   友人にも勉強にも取り残されたさとし
   母子密着マザコンのバイク少年勉
   保健室に居すわる葉子が卒業していくまで
   悪い友人との交際に悩む光子
   コメント 今日の学校が抱える問題

第4章 精神科医の力が必要になるとき
   教室でガスが出るのが心配な由美
   フーちゃんの拒食・過食・円形脱毛
   さち子のダイエット症候群との戦い
   春美のリストカット・シンドローム
   コメント 精神科医の協力が必要になるケース

第5章 性の危機に直面して
   退学していった和美の出産まで
   軽率な行動で妊娠してしまった恵子
   性に対する無知が招いた悲劇
   問題行動で停学をくり返す絵里への賭け
   コメント 十代の性と妊娠をめぐって

あとがき