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定価 2420円(本体 2200円+税10%)
四六判 上製 ・216ページ
2011年 12月 刊
ISBNコード:978-4-8269-0163-5
分類コード:C0041
Stat-Spotting by Joel Best

あやしい統計フィールドガイド ニュースのウソの見抜き方

ジョエル・ベスト 著 林大 訳

テレビや新聞、雑誌、インターネットなど、私たちの生活には情報があふれている。ニュースに出てくる統計をついつい信じてしまうものの、実はメディアには誤解や計算ミスや故意によるインチキ統計がいっぱい! 不安をあおる情報や世論誘導する記事にだまされないためにはどうすればよいのでしょうか?

 

前著で大好評を博した著者が、統計のウソを見抜くノウハウをわかりやすく解説。実際のニュース記事を使って、難しい数式は使わずに、7つのキーポイントと常識を駆使してあやしい統計を見破っていく。メディア報道に潜むデタラメ統計や数字のトリックにだまされないための統リテラシーガイド。

目次

第1部 さあ始めよう

A 疑わしい数字を見分ける

B 背景知識

B1 統計のベンチマーク
B2 重大さと頻度

 

第2部 さまざまな種類の疑わしいデータ

C 間違い

C1 危なっかしい小数点
C2 間違った言い換え
C3 誤解を招くグラフ
C4 不注意な計算

D 出所——だれが、なぜ数えたのか

D1 大きな、きりのいい数
D2 誇張
D3 ショッキングな主張
D4 問題を名づける

E 定義——何を数えたのか

E1 広い定義
E2 広がる定義
E3 変化する定義
E4 勘定に入らないもの

F 計測——どうやって数えたのか

F1 尺度をつくりだす
F2 奇妙な分析単位
F3 誘導尋問
F4 ハードルを上げる
F5 専門的な選択

G パッケージ——何を言っているのか

G1 印象的な形式
G2 誤解を招くサンプル
G3 好都合な時間枠
G4 特異なパーセンテージ
G5 選択的な比較
G6 統計数字の大台
G7 並みの値
G8 蔓延
G9 相関関係
G10 発見

H 論争——意見が一致しなかったら

H1 因果関係論争
H2 平等論争
H3 政策論争

 

第3部 自分でスタット・スポッティング

I まとめ——疑わしいデータの目印
J よいデータ——いくつかの特徴
K あとがき——そんなにひどいと思ってもみなかったというなら、そんなひどくはないのだろう
L スタット・スポッティングをつづけたい人のための助言

 

謝辞
訳者あとがき

著者紹介

ジョエル・ベスト

カリフォルニア大学バークリー校で社会学のph.Dを取得。カリフォルニア州立大学、南イリノイ大学などで教鞭をとり、現在デラウェア大学社会学・刑事司法学部主任教授。著書に『統計はこうしてウソをつく』『統計という名のウソ』『なぜ賢い人も流行にはまるのか』(林大訳、白揚社)がある。

翻訳者紹介

林大

翻訳家。1967年、千葉県生まれ。東京大学経済学部卒業。訳書にバーリンスキ『史上最大の発明アルゴリズム』(早川書房)、グリーン『エレガントな宇宙』(共訳、草思社)、クロース『自然界の非対称性』(紀伊國屋書店)、サイフェ『異端の数ゼロ』(早川書房)、ダーリング『テレポーテーション』(光文社)、テレシ『失われた発見』、トーマス『黄金の川』、アティッグ『死別の悲しみに向きあう』、マッケンハウプト『フロイト』(以上、大月書店)などがある。

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