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新刊

定価 本体 2700円(税別)
四六判 上製 ・328ページ
2021年 2月 刊
ISBNコード:978-4-8269-0225-0
分類コード:C0045
BUZZ by Thor Hanson

ハナバチがつくった美味しい食卓 食と生命を支えるハチの進化と現在

ソーア・ハンソン 著 黒沢令子 訳

人間の食物の3分の1はハナバチのおかげで手に入る!

 

トマト、ナス、キュウリ、カボチャ、リンゴ、ブルーベリー……
ハナバチが花粉を運んで受粉させ、さまざまな作物を実らせてくれるおかげで、多彩な食べ物が手に入る。
おいしい食事のために必要不可欠な存在なのに、私たちはハナバチのことをどれほど知っているだろう?

 

特定の花と共進化した驚きの生態、古代人類との深い関係、世界各地でハナバチが突然消え、農業が立ちゆかなくなる現在の危機まで、今こそ知っておきたいハナバチのすべて。

 

◆本書への賛辞◆

 

読者はこれまでとは違う気持ちで夕飯を食べ、近所を歩き、花を探し、ハチの羽音を聞くようになるだろう。…ハナバチは歴史、神話、食物、地球、そして未来を分かち合い、ともに作り上げる存在なのだ。
――ライアンダ・リン・ハウプト『モーツァルトのムクドリ』著者

 

ハンソンは才能あふれるストーリーテラーでナチュラリストだ。…ナチュラルヒストリーの古典となるべき書。
――スティーブン・バックマン『感じる花』『考える花』著者

目次

はじめに 手の中のハナバチ
序章 今、ハナバチが熱い

 

ハナバチになるまで
第1章 菜食主義のカリバチ
第2章 羽音は響くよ
第3章 孤独な集団生活

 

ハナバチと花
第4章 特別な関係
第5章 花の咲くところにハナバチあり

 

ハナバチと人間
第6章 ミツオシエと人類
第7章 マルハナバチを育てる
第8章 ハナバチが担う人の食事

 

ハナバチの将来
第9章 空っぽの巣
第10章 ハナバチのいる美しい絵
終章 ハチの羽音が響く草地

 

付録A 世界のハナバチの仲間
付録B ハナバチの保全
用語集

著者紹介

ソーア・ハンソン

保全生物学者。グッゲンハイム財団フェロー、スウィッツァー財団環境研究フェロー。

自然に関する著作は高い評価を受け、『羽』(白揚社)でアメリカ自然史博物館のジョン・バロウズ賞やアメリカ科学振興会のAAAS/Subaruサイエンスブックス&フィルム賞、『種子』(白揚社)でファイ・ベータ・カッパ科学図書賞など、数々の賞を受賞。

ワシントン州にある島で、妻と息子と暮らしている。

翻訳者紹介

黒沢令子

鳥類生態学研究者、翻訳者。地球環境学博士。NPO法人バードリサーチで野外鳥類調査の傍ら、翻訳に携わる。

主な訳書に『羽』、『美の進化』、『鳥の卵』(以上、白揚社)、『フィンチの嘴』(共訳、早川書房)、『落葉樹林の進化史』(築地書館)など多数。

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