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近刊

定価 本体 2600円(税別)
四六判 上製 ・352ページ
2017年 11月 刊
ISBNコード:978-4-8269-0199-4
分類コード:C0040
在庫状況:品切
THE TRIUMPH OF SEEDS by Thor Hanson

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種子 人類の歴史をつくった植物の華麗な戦略

ソーア・ハンソン 著 黒沢令子 訳

米やパンの主食、コーヒーやチョコレート、さらには木綿のシャツも、その原料はすべて種子。
文明発祥からアラブの春に至るまで、歴史に大きな影響を与え、身近で生活に欠かせない存在だが、その驚異的な能力はいまだ謎に包まれている。

 

前作『羽』で数々の賞を受賞した著者が、アマゾンの熱帯雨林からアメリカの穀倉地帯や種子銀行まで駆けめぐり、種子をめぐる自然と人間の営みを紹介しながら、種子の不思議な世界を探る。

 

二千年近く休眠していたナツメヤシの種子、メンデルの有名な実験の再現、カフェインが進化した理由、ネズミと種子の軍拡競争、スパイスを探したコロンブスや種子毒を使った冷戦時代の暗殺事件など、多彩な話題を通して種子の奥深い世界が楽しめる、知識と冒険と驚きの詰まった一冊。

目次

日本語版に寄せて

 

はじめに 「注目!」

序章 エネルギーの塊

 

タネは養う

第1章 一日一粒のタネ

第2章 生命の糧

第3章 ナッツを食べたいときもある

 

タネは結びつける

第4章 イワヒバは知っている

第5章 メンデルの胞子

 

タネは耐える

第6章 メトセラのような長寿

第7章 種子銀行

 

タネは身を守る

第8章 かじる者とかじられる者

第9章 香辛料という富

第10章 活力を生む豆

第11章 傘殺人事件

 

タネは旅する

第12章 誘惑する果実

第13章 風と波と

終章 種子の未来

 

謝辞

用語集

訳者あとがき

付録A 植物の通称と学名

付録B 種子の保全

参考文献

索引

 

著者紹介

ソーア・ハンソン

保全生物学者。科学ジャーナリスト。グッゲンハイム財団フェロー、スウィッツァー財団環境研究フェロー。ワシントン州にある島で、妻と息子と暮らしている。

前作『羽』は、優れた科学書に贈られる「AAAS(アメリカ科学振興会)Subaruサイエンスブックス&フィルム賞」や、アメリカ自然史博物館の「ジョン・バロウズ賞」などを受賞。本作『種子』は2016年度にファイ・ベータ・カッパ(全米優等学生友愛会)科学図書賞を受賞した。

翻訳者紹介

黒沢令子

鳥類生態学研究者、翻訳者。地球環境学博士。NPO法人バードリサーチで野外鳥類調査の傍ら、翻訳に携わる。主な訳書に『羽』、『動物行動の観察入門』、『カフェインの真実』(以上、白揚社)、『フィンチの嘴』(共訳、早川書房)、『落葉樹林の進化史』(築地書館)などがある。

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