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近刊

定価 本体 2500円(税別)
四六判 上製 ・366ページ
2019年 12月 7日 刊
ISBNコード:978-4-8269-0214-4
分類コード:C0030
No One at the Wheel by Samuel I. Schwartz

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ドライバーレスの衝撃 自動運転車が社会を支配する

サミュエル・I・シュウォルツ 著 小林啓倫 訳

自動運転車の不都合な真実

 

企業優先の〈ドライバーレス革命〉に、全米トップの交通専門家が警鐘を鳴らす

 

近い未来、すべての車は自動運転車になる。
そのとき、社会はどう変わるのか? 暮らしはよくなるのか、悪くなるのか?
選択を誤れば、自動運転車によって格差は拡大し、街から人が消え、コミュニティは崩壊する……。

 

元ニューヨーク市運輸局局長の著者が、従来の自動運転車の議論では抜け落ちていた、社会への影響を包括的に分析する。
本格普及前夜の今、私たちは社会として何をすべきか。

 

:::::::本書への賛辞:::::::

 

「自動運転車で世界はどう変わるのか? 本書を読めば、それをはっきりと実感できる」
ジェームズ・ハケット(フォード・モーター・カンパニーCEO)

 

「サミュエル・シュウォルツは、交通システムを改善し生活を向上させることにキャリアのすべてを捧げた人物。その道の大家による本書は必読だ」
アラン・コーンハウザー(プリンストン大学オペレーションズ・リサーチ&金融工学教授)

目次

イントロダクション この車はバックできません

 

 

第1章 昨日、今日、明日――未来は今
自動運転車の簡単な歴史
歴史から学べること

第2章 インフラストラクチャー――少ないほうが豊かになる
自動運転車のためのインフラ――安いほうがいい
インフラと開発途上国
駐車の抑制
自動車の個人所有がインフラに与える影響

第3章 交通と土地利用の未来
人口がもたらす宿命――交通の未来は自動車の個人所有率がにぎる
ベビーブーマー
ミレニアル世代
ジェネレーションZ
安くなれば買うだろう
まだまだ先は長い
賢い対応が求められる

第4章 ビジネスと消費者主義
勝者と敗者
公共輸送と私的輸送
トラックと配送
イージー・ライダーになるのも難しい
保険
ホスピタリティ産業
メディアとエンターテイメント
自動車修理および製造
法律
テクノロジー
中国
石油需要はピークに達した?
自治体の収入減を補填できるか
仕事の正当性と公平性
救われる命

第5章 命を救う――健康と安全にとって自動運転車はプラスか?
AIと自動運転車――大量破壊兵器になりうる?
自動車から距離を置く
環境衛生

第6章 メーカー、ドライバー、乗客、歩行者――倫理に関する難問
トロッコ問題
自動運転車は倫理的に考えて必要と言えるか
AIとスマートカーの倫理
誰が責任を持つべきか
倫理、自動運転車、環境
車両デザイナーとメーカーと倫理基準
倫理と特権
倫理、社会正義、不平等

第7章 未来へ
個人所有の抑制+公共交通へシフト=モビリティの新しい姿
コミュニティの設計を修正する
駐車場を減らす
自動車ではなく「移動」を売る
優れた交通機関を補助して維持する
混雑課金を通じて移動性を確保する
駐車スペースをもっと良い用途に転用して
より軽く、小さく、省エネで、環境に優しい車両を優遇する
人々の健康を守る

 

 

付録 自動運転のレベル

 

謝辞

訳者あとがき

著者紹介

サミュエル・I・シュウォルツ

「グリッドロック(渋滞)・サム」として知られる全米トップの交通専門家。ニューヨーク市運輸局のチーフエンジニア、局長を務めた後、サム・シュウォルツ・エンジニアリングを創設。全米の都市はもとより世界のさまざまな都市の交通計画についてコンサルティングを行なうかたわら、ニューヨーク・デイリーニュースのコラムニストも務める。ニューヨーク市在住。

翻訳者紹介

小林啓倫

1973年東京都生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米バブソン大学にてMBA取得。外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業などで活動。著書に『FinTechが変える! 金融×テクノロジーが生む出す新たなビジネス』『IoTビジネスモデル革命』(いずれも朝日新聞出版)など、訳書に『テトリス・エフェクト』(白揚社)、『ピボット・ストラテジー』(東洋経済新報社)、『FinTech大全』(日経BP社)、『プロフェッショナルの未来』(朝日新聞出版)などがある。

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